2013年01月26日

抵抗運動

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早くも抵抗運動が始まった。
一寸家へ寄ってからジムに行こうと思っていた。
只それだけなのだがそれが甘かった。
テスのほうも予想通りだったが
老人も冷えた黄色い水の魔力に負けてしまった。
アルコールが口に入ってしまってからでは
予定も計画もあったものではない。
負けてしまったなどと他人の所為にしているが
要は危機感の欠如だ、
と老人は自分を責めているが
何のことはない、ただのアル中のくだ巻に過ぎない。
老人は自虐的になったが
単に an habitual liar の言い訳の域を出ていなかった。
ま、季節も悪いし、今後に期待だと
テスのように自分で自分の傷を舐める姿を俯瞰的に見ていた。

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2013年01月04日

頌春の決意

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老人はこの1年に10kgほど痩せた。
女性ではないからダイエットをしたわけではない。
体重を戻すために食事の量を増やしているが、
痩せたのにお腹周りの減りが少ない。
胸にあった筋肉がなくなり、
その割に内臓脂肪の減りが少ないと判断された。

そこで糖尿病の治療もしている老人としては
食べる量を増やし、筋トレをすることにより
落ちた筋肉を取り戻す傍ら内臓脂肪を減らそうというのだ。
だが、そうはうまく問屋が卸すか
ともかく近くのトレーニングジムと契約することにじた。

それで数日前から独り立ちしてトレーニングを開始した。
以前1年ほど行っていた所は若者が多く
体の鍛錬の為という感じでピリッとしていたが、
ここは年配の人が多く、
メタボ解消または予防という目的が明らかな人が多く、
緊張感が少ない感じであまりいい感じはしない。
言葉を変えていえば、
攻めの運動と守りの運動の違いであった。

老人も病気や怪我のリハビリが主目的だから大きいことは言えなかった。
依然慣れた器械と目的は同じでも、
形が違うので使い方のわかりにくいものもあり
ゆっくり説明を読んでいると
男性のインストラクターが近づいて来て声を掛けてくれた。
男性のインストラクターはここでは初めて見たので多少驚いた。
そういえば、以前の所は男が多かった。

幸いカロリー摂取量を挙げて2^3kgほど回復していた。
この調子で、あとは糖尿病に悪影響が来ないように
ランニングマシーンで有酸素運動を予定した。

筋トレにより筋肉を増やして基礎代謝を上げ、
その後に有酸素運動をして脂肪を燃やし
血糖を下げて糖尿病の治療に資するというシナリオだ。

だが問題が一つあった。
そう、あの白い犬だ。
仕事から一旦家自宅へ帰って
準備をしてから行きたいのだが、
絶対不満の声を上げることは目に見えている。
老人とて早く帰って冷えた黄色い泡水を
飲みたいのは山々だ。
だが飲んでから運動というわけにはいかないし
白い犬に騒がれるのが嫌で
仕事場から直行することに決めた。
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久しぶりのトリミング

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テスの皮膚炎は治ったかと思われたが
皮膚の新たな場所が何となく薄い感じなので
残っていた薬を再度飲ませていた。
しかも、良くなったとの老人の不確実情報を信じた
サマーズ先生の漸減療法の指示に従って
隔日とかそれ以上に日を開けた投与をしていたので
体内の濃度はかなり低くなっている筈だった。

トリミングに出し忘れたのと毛玉取りを
あまり熱心にやってこなかったので、
元獣医志望のロスに上から言われることは目に見えていた。

エレベーターの中でビルの住人と同乗した時は
グルーミングを怠った皮膚の艶の低下を
テスの可愛い顔でカバーできていたから、
老人に虐待疑惑がかかるような実害はなかった。
彼女らの帰省に備えて多少はグルーミング?をしていたとしても
厳しいロスの視線の下はくぐれなかった

トリミングを予約した当日にブラッシングをすると
びっくりするほどの毛玉が取れ、皮膚の毛艶もよくなっていた。
とれた毛玉はハンドボールの玉ほどの量があり、
トリミングする毛が残ったのだろうかと心配するほどだったが、
豆芝カットが似合うテスの体には
カットする毛は十分に残っていた。

怠け者の老人がペット虐待の疑惑を受ける恐れはなくなった。
正月は毛艶のいいショートヘアのテスが人気が上がる筈だった。
一つの危惧を除いては・・。

その危惧とは、玄関で、あるいはエレベーターの中で、
知らない人が来ると狂ったように吠えることである。
インターホーンがなってもやはり狂ったように吠えて
玄関に駆けつけ玄関手前の柵の前で吠え続け、
人がドアを開けると一段とヒートアップし、
ついには狂ったように悲劇の結末のように
想像を絶する吠え方で御用の人たちに吠えたてる。

その最たることは、
テスと娘たちがソファーに休んでいる時に
老人が入ってくると彼女らが雇った用心棒のように
老人に向かって吠えたてる。

彼女たちの傭兵のようだが、
間違えないで欲しいが雇ったのは老人である。
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2012年12月29日

年賀状

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老人は今年から自分で年賀はがきを出すことになった。
これから何年生きるかも知れぬのに、
住所録のソフトに年賀状の作り方まで書いてあるのを見て、
あと何年生きるかという大事な命題を失念して
安くはないソフトを買うのには多少躊躇した。
でも今年から自分でやるか年賀状を止めるか、
どちらかしか以外に選択権はなくなっていたので、
無理やり引きずりこまれたようなものだ。

何十年、年賀状の面倒を下に押し付け、興味はなかった。
だが、古い賀状を見れば、
亡くなられる人、生きている人の鑑別が付かない中、
本年で賀状の付き合いを終わらして頂くと
潔く決別の辞を述べて今年を限りの別れを告げられる人
フェイドアウトするように
いつの間にか消えて行く人、其々様々である。

老人は面倒になって。投げ出したくなったが
今年は減らしてでもとにかく出すことに決めた。
煙草との決別宣言と違って、それを読まされた人は複雑である。
老人の場合は文句を云わず渡りに船とやめさせてもらう。
要するに筆不精なのである。
字が下手なこともある。
あるいは恥をかくことが嫌なあまり、
文法に神経質になったり、
文章の稚拙さを暴かれるのが怖かったり
とにかく自分をさらけ出すことに羞恥心が働くのだろう。

だから手紙や葉書を書くときは必ず余分に用意しておく。
それでも失敗することは少なからずあることである。
その挙句、仕上げを断念して書かない言い訳を考える。
かといって書けたとしても正視できない出来である
これもあーだこーだと言い訳を用意して出すか
ついには出さないで言い訳を用意しておく。

字が下手な筆不精というのはそれくらい辛いことなのだ。
だから、パソコンの出現は老人のみならず
多数の筆不精を救ったと思う。
一部の字の上手な筆無精を除いては。
自分の名前を末尾に書くだけなら何とか書けそうだからだ。
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2012年12月14日

同乗者はいるか

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ソファーに上がるのにまだ一旦躊躇するから
テスの腰は完治してないと見るのがいいのだろうが、
そのまえに右手をあえて上げてぶらぶらさせる動作は
いかにもデモンストレーションのようで信用できない。

だがエレベーターの中での武者震いは本当のように見える。
緊張の高まりがそうさせるのであろう。
だが、他人と乗り合わせたが百年目、
相手が去るのを見極めるや否やの間に
喉から絞り上げるように吠える声はあまりに頂けない。
後ろから突然吠えられた人は、なぜか女性が多い。

まさかテスが弱い人を選んでいるわけではあるまいが
万が一そうであればなおさら卑怯であるし、
顰蹙をかっても致し方なかろうというものである。
うちの子に限ってと思いたい気持ちはわかっていただけると思うが
だれも飼い主のそんな悔しさまでは担保してはくれまい。
それでエレべーターの上りの同乗はなるべく避けているが、
下りの同乗者が現れた場合は迷惑をかけないように
そこで降りて階段を歩くことになる。

世の親はそこまで気を使っているだろうか。

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2012年12月11日

検証

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なんとなく脱毛が止まって、発毛が見られつつあるようだ。
一方、背骨の痛みに関しては、まだちょっと気にしているが、
これも小康状態で悪い状態ではなくなった。

ただ、テスの甘えた態度が気になる。
要するに、なめられているのだ。
思うように行かないときは吠えればいい。
それが遅い時間なら遅いほど、朝なら早ければ早いほど
老人が強く制止をすればするほど、自分の思いが通ることを
この体育会系のポン助は見抜いているのだ。

時々散歩にも連れて行っている。
先日も日中連れ出したら、ポメラニアンの見本みたいな
小さくて可愛いい(3kgほど)同じクリーム色の子と遭遇した。
連れていたのはご婦人であったが、何回か会っていたのか、
女性の方から声をかけてきた。老人に向かって“こんにちは”、
テスに向かって”可愛いい“と2回テスを褒めた。
いつもは“はいはい”と受け流すのだが
老人はその日は少し真面目だったかもしれない。

なぜって、あっちの方がサイズも標準(よりやや軽いか)体重で、
ハンサムで(雄かメスか知らない)ポメの標準サイズに思えたからだ。
しかもテスはホルモンの異常で、毛に艶がなくぱさぱさしている。
犬の散歩同士が遭遇した場合は挨拶をして、相手の犬を褒めるのがマナーらしい。
比較的最近お散歩デビューした老人とテスは
現在学習中なのだが、スピッツですかと聞かれるのが恐怖で
挨拶もそこそこに立ちさるのが無難と考えている。
テスは相手を威嚇するのか、
怖いから大声出すのかわからないけれど、
時間の経過とともに震え声のヒステリックな声を出すので、
その前にっていう意味もある。
3kgあるかなしの同類犬に会うと、
なにか老人は落ち着きがなくなるのである。
こちら血統書付きの堂々7kgだから。
いくらなんでもスピッツはもっと大きいとは思うのだが、
聞かれても仕方のない体型だから仕方がない。
だからいい性格とか高IQを見せるとかしないといけないのだが
テスにはそんな切迫感はない。
それどころか病気の所為か過食気味なのである。
今日の昼もキッチンで老人が落とした生玉ねぎ(幅2cm余り)を落としてしまい、
それを老人の制止を振り切って食べてしまったのだ。
犬に玉ねぎをやってはいけないことは知っているが、
その理由は知らないから、とられたものは仕方ない、
これから起こることを検証しようと思ってみていたが
しばらく経っても何の変化もないうちに検証のことも忘れてしまった。
posted by てす at 00:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月04日

老境

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テスはまだ完治していないみたいだが、
自分の既得権はしっかり主張する。
これは脳幹だけではなく大脳皮質も動員しているのだろう。
いつもならソファーにかけ登って老人が座るのを待つのに
登る直前になって躊躇して断念することの方が目立つ。
脳幹だけなら飛びついて痛みに気付いて中止するところだが
今飛ぶと痛いという記憶が彼を止めさせている。
そして、老人に憐れみを乞う目で見やるところは
一歩進んで、なんとなく狡猾さを感じ、演技を感じ
完全に旅役者の域に達している。

だが、完治していないことも確かなので
老人としては気がかりではある。
まだ皮膚炎の薬はあるのでサマーズへ行くのも躊躇われる。
と迷っていたら、“脊椎症”と書いた薬方があった。
以前下半身不全麻痺の時の薬が残っていたのだ。
ちょうど皮膚炎の薬は少しづつ減らそうと先生に言われていたので
皮膚炎用薬は隔日投与にし今日は脊椎の痛み止めを与えた。
先生への報告は皮膚炎の薬の効果がみえているので
その時に一緒に相談しようと考えた。

最近テスは老人がやさしいことをいい事に
ちょっと調子に乗っているように思っていた。
このままではロスが年末帰ってきたときに
なにか言われることは必定だから、なんとかせねばと
焦りを感じて対策を検討し始めた。
だが、テスの既得権は回復させるの
は並大抵のことではない。

老人は今頼まれている仕事のことも気になるし、
ほおっておいても年末が近づいてくるし、
心ばかりが気忙しく対策は実行に至っていないのだ。
ロスに対しては居直る手もあるが、
テスに対しては、これはもうどうしようもなく
躾けが至らないまま今日に至ったとしか言いようがない。

今更簡単に剥がせるような既得権ではないことは
周囲のものは誰でもわかっていた。
だが、老人が加害者みたいに言われるのはどうにも癪に障る。
そこで老人はそこでもう一度躾けを試みてみようと考えた。
泥棒が手当たり次第に荒らした後、
途中で気づいて慌てて指紋を消し始めたようなものである。
どこかに必ず消し残しがあるに決まっていた。

といっても、ボケが既に始まっている今となっては
その位思いつくのが精一杯だった。
老人はこの程度の犯罪心理学は心得ている筈だが
ボケがそれを夜霧のようなヴェールで包み込み始めていた。

最近物事をしていて自分が何をしようとしているのか忘れてしまうことが多い。
少し以前なら一二歩戻りかけたところで思い出したものだが、
この所は元の場所まで戻っても思いだせないことが増えてきて
嘆げかわしいこと甚だしいが、まさに“老人”の域に達していた。
人生での“深い秋”である。

posted by てす at 08:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月01日

毎度お騒がせ

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昼食事に帰った時はまで上眼遣いで、すぐにごろんと横になっていたが、
夜帰ってきたら本来の動きとまでは言わなくても声が出ていた。
動きもまだ少し庇っているけど、
ほぼ平常に戻ったかと思えた。
治ったとなると元のやくざになって老人に付きまとう。
催促して老人の左手に乗って、
両手で二の腕に摑まっていたと思ったら
エレベーターの前でドアが開くと、
箱乗りスタイルで中を除く。

ホントはものすごく緊張していて、
体全体に震えているのは
老人の左腕しか知らない。

治ったらすぐにソファーへジャンプし、
老人の心配は全く意に介さず。
それでもまだ少々不安げな顔も見せる。
病気になるとテスの餌が増えるのは
本人は知っているかどうかはわからないが
体重を測ればきっと増えている筈だ。
治ったかあと安心感は働いたが、

やっぱり車の助手席で、リードのゆとりを短くしてあったのに
ある時気が付いたら後部座席に吹っ飛んでいて、
リードが張り切っていたのに、
あろうことか其れを老人が引っ張ったのが悪かったのかと
多少責任を感じていた老人だったから
軽く済んでよかったと胸を撫でていた。
次の朝はどんな馬力で暴れてくれるのか、
この自己中犬は。

posted by てす at 00:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月27日

弱り目に祟り目

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テスの様子が昨日(11/25)からおかしい。
ビッコを引くわけではない。 
右足を挙げて痛そうな顔をするが
それは足の具合が悪いのではなく
体幹が悪いのだということは
なんとなく長年の勘でわかった。

右足を調べてもなんともない。
そこで歩く姿を見てもやっぱり足では無さそうだ。
しかし、ソファーに上がろうとして途中で断念する。
新聞を取りにいくときもなんかおかしい。
老人の手に抱いてもらうために
後ろ足2本で立たないといけないが、それが出来ない。

今朝(11/26)朝新聞取りに行くのに抱っこしようとしたら
痛いことにはめっぽう強く
悲鳴なんかほとんど聞いたことはないこのテスが
鋭い悲鳴を上げたので老人はビックリして下ろした。
そこで歩く姿を見ても足では無さそうだ。

どうも脊椎の異常みたいな気がする。
そういえば昨日から上目遣いで老人を見やり、
肝心の食欲も残しはしないがいつもの貪欲さは見られない。
頭を下げて具合が悪そうだ。

背中を丸くしてのそのそ無目的に歩く様は
背中の痛みを確認しているような様子に見える。
今日は月曜日、獣医へ行く時間がない。
考えを巡らしている時もすぐに横になり、
とにかく横になって寝ている時間が多い

今までにも似たようなことはあったので、
金曜日まで様子を見て治らなければ
サマーズ先生に診てもらうこととした。
土曜日に皮膚のことで診察を受けたところだった。
そういえばその後からおかしかったかもしれない。

車の中でリードを助手席に固定しておいたのだが
運転中にテスが視界から消えていたので
リードの先を追うと後部座席で
長くないリードに曳かれて辛そうだった。
その時背骨に負荷がかかったのかもしれない。

何となく無目的に部屋の中を歩く姿は
自分で痛みの場所を確認するような感じで
名を呼ぶと上目づかいで弱気な顔つき。

元気なときは鼻息が荒く、
体の調子が悪く攻められたら困るときは
下手に出て相手を懐柔する。
何か、哀れな中間管理職みたいで見た目良くない。
くたびれた老人の頭はすぐにオーバーヒートしたので
とにかく明日まで様子を見ようと思った。

ま、脳幹で生きている動物の処世術と思えば
それもまた可愛いと哀れに思えた。
posted by てす at 22:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月23日

保護者の責任

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鼻の周りのアロペシア

サマーズ先生にテスを日光に曝すのは控えた方がいいと
言われたことを錦の御旗にして
その後日光皮膚炎ではなさそうな話になっても、
都合のいいとこ取りで、テスと老人の散歩はかなり減ってしまった。
最初はそれでもかなり抵抗したが、
雨の中出かけたりするのはさすがにこたえるみたいで
新聞取りに降りる以外はあまり要求しなくなってきた。

下からエレベーターを呼んで待つ間
老人はヒンズースクワットをするのが癖になっていた。
普通のポメの2倍の体重のテスを抱いてのスクワットは
かなり腕にこたえるが、
特別に遅いわけではないエレベーターが来るまでに
さほど時間がかかるわけではないので
運動不足の補いの言い訳にもならない程のものだった。

エレベーターは何度乗っても緊張するらしく
老人の左腕にいつも体の震えが伝わって来た。
そこで途中の階で乗り込む人がいると
それはテスの緊張が頂点に達するときだった。
しかも初対面でも“可愛い!”と言われても
声が反転して狂犬みたいな声を出さずにいられなくなるのに
そう時間は要らなかった。

途中でエレベーターを降りる人の
背中に吠えたてる声と反比例に老人の肩身は狭くなった。
そのうちに“あの犬は・・”という目で見られるのは必定だった。

肩身を狭くするだけではすまされないと
人一倍礼節を重んじ、人に迷惑を掛けることを嫌う老人は
途中同乗者が乗り込んできたときは
エレベーターを出て階段を降りるようになった。
posted by てす at 04:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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