2013年08月27日

ファブリクシート

010.JPG

テスの神経障害を目の当たりにして、“本当は優しい”中野は
テスに赤ちゃん語も交えてテスに話しかけていた。
その中野の提案でファブリクシートをネットで購入することになった。
40cm平方のシートを買うのに老人が迷わず50枚と数字を挙げると
中野は余程大人買いだと持ったらしかった。
だが到着したシートを敷いてみると
老人の予想通りもう50枚あっても無駄にはならないと思われるほどだった。

中野が東京に戻った次の日、その敷物は着いたのだが
フロアに吸着面の保護シーツを剥がさずに仮に敷いてみた。
テスは興味深げであったが、時々首をかしげて”ナンダロナ?”の表情をしていた。
時々何かを訴えるような低い声を発していたが、
早くすべてを敷いて見たくて無視して続けた。
廊下部分は大概終わってリビングにまだらに残りを置いて終了した。
予想通り、もう一度同量の購入が必要だと思われた。
テスがジャンプをして老人に纏わりつくことが多い場所は廊下のほか
寝室、リビングダ、イニングにもっと必要だと思われた。

色々考えながら玄関に向かった時、老人はあっということになる。
玄関から一番近い部屋にはテスのトイレがあるのだが、
そこには向かわず廊下にばら蒔いたのだ。
数か所にばら蒔くように、しかも最後は下痢に近い柔らかさだったからたまらない。
確かにテスは信号を出していた。無視され、仕返しをし、しかもその後の犯行声明まで。

老人の献身的なお世話にもかかわらず、一回の無視でこれくらい返すとは。
やるせない気持ちの一方でテスの不満もわかるので、
叱ることもせずに汚れた5^6枚のボード(シート?)を片づける。
テスは、少し離れた所で尻尾を振りながら老人の反応を見ていた。
完全に自分にl興味を引くための行為だから、
完全無視しないとまたやられるので、黙って片づける。
叱ったり首筋を押さえても、それは彼の勝利だ。
いったい、このシーツは誰の為に敷くのだ!
と息巻いてみたところで、それはテスの勝利だ。
posted by てす at 00:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。