2013年05月22日

転落の人生

001.JPG

老人はデスクに向かってパソコンを弄っていた、筈だった。
それが、左半身になって頭から落ちていく時に意識が戻った。
意識が戻ったといより目が覚めたと言うべきであろう。
脇にあった指に湿気をつけるスポンジセットが
バラバラになって音を立てて落ちた。
今朝入れたばかりだった水も散乱した。
気が付いた時には机が目の前に迫っていた。
胡坐をかいた下半身はそのまま動けなかった。
眼鏡をかけていたが、自分では避けたと思った。
だが、偶然運が良かっただけだった。
額が机をかすめるのかなと一瞬思う間もなく
額が机の端にあたった。
眼鏡がほんの少し歪む感じがあったが、無事だった。
もう少し左に落ちれば頭から床へ転落するところだった。
運がよく一番被害の少ない額で上半身を支えた形だ。
無論、かなり高い音を立てて打った頭は痛んだし首も違和感があった。
しかし、額を机の角で痛めることもなく、額で受け身をした感じだ。
明日になれば被害の程度はもっとわかるだろう。
夜の11時過ぎ、老人が居眠りしたのは20〜30分程だろうか。
このために床に胡坐をかいて向かうよう
低い机を恵比須に選んでもらって使っていた。
だがそこは慣れない新しいパソコンがあって
まだ主な作業は古いパソコンを事務机の上で使っていた。
足を下ろして使っていれば居眠りしても
重みが違うから額を打っても首までいたくはならないだろう。
だが、老人は足が冷えると
くしゃみが出て止まらないという体の事情があった。
数日前まで足温器をおいていたが
さすがに5月を半ばも過ぎて使用するのは
どうかと思い片づけたところだった。
危ないのは承知で足が冷えると気が付いたら胡坐座を取っていた。
posted by てす at 08:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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