2013年08月25日

苦難の道は続く

016.JPG

テスの歩行の障害は本物で、
サマーズ先生の所へ行って診察を受ける前に
一応念のためと体重を測ったら、なんとあろうことか8.1kgもあった。
老人も少し感じていたが7kgを一寸超えたぐらいであろうと高を括(くく)っていた。
老人は焦ったが、今更減量して誤魔化すこともままならず、
正直を先生の前に晒すしかなかった。

先生は2年前に同じようなことがあったことを話すと、
さりげなくカルテのページを戻していたが、
カルテは2年戻しても2~3ぺーじか戻らない書き込み様だった。
ただ、診察は急所をとらえ、的を得ていた。

「太っているな」と一瞥しただけで呟いて、
テスの前後の膝下の足を机のヘリに当てて足の送り具合を調べた。
すると左の上下肢が右に比べて
送って台の上に乗せることができない。
見事に左の上下肢の神経麻痺の症状を捉えていた。
「レントゲンを撮ります」と言ってテスを連れて奥へ消えた背中は
颯爽としているわけではないが、頼もしく見えた。

老人も例の昔かじった医学の知識で
これは変形性脊椎症による神経麻痺で
上肢も下肢もやられていることから
頸椎の変形による神経根の圧迫が原因であると判断した。

先生が2枚のフィルムをもって帰ってきた。
2年前には頸椎の辺りの骨のずれが見られたと記憶していたが
今回は首と腰の骨に骨の変形が見られた。
老人は先生の話を聞かずに写真を見つめ頭に詰め込んでいた。
頸椎は3つ目あたりから数個、
腰骨は1-2番又はもう少し上の骨まで変形が見られた。

サマーズ先生は肥満の是正と散歩の禁止を指示した。
散歩ですぐに座って歩こうとしなかったのは
神経が触ったからでズルをしたのではなかった。
ソファーには中間に段差をつけて
半分の高さで登れるようにしてあったがテスは最近登ってこなかった。

こうして、当分は散歩ソサイアティでの交流は
当分断念さざるを得ない状況になった。
そしてさらにテスにはつらい減量が控えていた。
ドッグフードの量を半量ぐらいに減らし薬を与えた。
ある程度改善するまでには
早くとも数週間かかるかも知れないと老人は覚悟を決めた。
posted by てす at 11:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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