2013年07月16日

京都検定

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老人は帰省した娘たち2人と京都へ行った。
美味しいものにこだわりたい老人は
美酒と美食を中心に日程を考えるが、
東京人とロス人は寺巡り中心を要望する。
無論、彼女等も美食を否定するわけでないから、
要するに、おんぶにだっこで楽しみにしている。

老人の京都好きは昔からで、
経営していた会社の慰安旅行は
山の温泉と京都観光を交互に繰り返していたことがある。
山野草に一家言を持つ老人には
このスタンスは変えられない理想の組み合わせだった。

テスをペットホテルに預ける時に少し悪いなと思うが、
なるべく優しいホテルを選んでやる。
それが精一杯のテスに対するエクスキューズだ。

京都駅でタクシーに乗って、
運が良ければ優しく観光に詳しい運転手さんに当たる。
今年は当たりだった。
京都検定というのがあって、その人は1級で

老人の経験的判断から言うと、
けだし検定というのは1級は難しく価値が高いが
2級以下は左程の値打ちはなく、
1級の飾りみたいなものである。
簿記然り、パソコン然り、語学検定ほか然り。

話を元に戻すと、その運転手さんは寺の由来故事のほか
庭や寺の故事の薀蓄だけでなく、
衾の字や絵、仏像等の通り一遍の知識だけではなく、
内面的なことを感じようとする態度が一度ならず見えた。
いわゆる対象を楽しむ姿勢で観ている。
“好きこそものの上手なれ”である。

posted by てす at 07:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月07日

自然の摂理

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帰省している恵比須とロスとテスを散歩に連れだした。
その時、ロスと老人が並んで先を歩いていた。
いつものコースと違ってロスが選んだ長いコースに
疲れたテスが歩くのを拒否し、
恵比須に抱っこされて後方を歩いていたからだ。
左側にあるスーパーの駐車場と歩道の間にある生垣は
あまり茂ってはおらず、小鳥なら楽に抜けることができた。
歩道を歩く一行の前を
数羽の雀が不協和な騒々しい声を出しながら道を横切った。
そして、そのあとに黒い物体が生垣の上に現れた。
物体がカラスであると認識したのは
生垣の上に一旦止まったカラスが周りを睥睨し、
勝ち誇ったその口には小雀を銜えていた。
多分子雀であろう。もう力を失って動かないように見えた。
道を横断したカラスは、獲物を下ろしてゆっくりついばみ始めた。
周りでちゅんちゅんけたたましく鳴いていたのは
突然不幸に見舞われた雀一家の親子であろうと
老人は勝手に推測して憐れんだ。

二人とも衝撃を受けたが、同時に以前に見た光景を思い出した。
卯辰山を散歩していた時、
猫が野鼠を目の前でとらえた瞬間を目撃したことだ。
これもこのブログに記してある筈だが、
こんな街中で自然界の摂理ともいうべき
弱肉強食の光景を散歩中に2度も見たことに
二人はしばらく衝撃を隠せなかった。


posted by てす at 01:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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