2013年06月08日

大腸癌?

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最近テスが寝てばかりいて
何かと寝室の奥の方にいることが多いのが少し気になっていたが
今日トイレシーツに柔らかい便をしてあるのを見て
一寸気になることが頭を過(よぎ)った。
便が普通の所謂黄土色の部分と
それより黒っぽい部分の2層に分かれていた。

これはいわゆる血便ではないかと、昔少々医学をかじったことがあり、
最近ではネットサーフィンで医学知識を深めようとしている老人は思った。
老人はそんな感は比較的働く方だと自認していた。
そういえば最近ずっと軟便が続き
毎朝散歩に行って排便してきても
夕方トイレに柔らかい便が出ているのが気になっていた。
食物繊維をやっているのだから、その影響で、
そう悪いことはあるまいと思っていても
視線を地面と平行よりやや上げて
中空に視線をやりながら考えるサマーズ先生に
診て貰わないといけないと思った。
だが、解答を知る前に自分で診てみようとテスを呼んだ。
テスはけだるそうに寝室から出てきた。
老人はリビングの床に座りテスをそこに寝かせた。
嬉しそうに横になるテスにはそんな不幸の影は感じなかった。
軟便ないし下痢は年が明けてから目立っていたが
食物繊維を色々やっていたので食べ物の所為だろうと簡単に考えていた。
でも、野菜もしばらく止め、ドッグフードだけにしてみても変わらなかった。

何となく奥の方で寝ることが多いテスに
病気の臭いを嗅ぎ取った老人は
サマーズ先生に診てもらうまで待つことはとてもできなかった。
その前に自分で探そうと
テスをあお向けにし腹をそーっと触ってみた。

テスは神妙な顔をしてお腹を触られるに任せていたが
転がして遊んでくれているのと勘違いして
嬉しそうに老人の手を甘噛みした。

腹を触ってみたがしこりなどはなかった。
老人の見立てではどこか腸に出血があったとしても
甚だ希望的観測だが、まだ手遅れとは思えなかった。

ただ、手術が出来なければ、もし癌の末期であれば
老人は保健所へ連れて行って安楽死をさせてやりたいと思った。
その前に、以前に獣医を目指していたロスに意見を聞こうと思った。
全米で獣医学ではトップだと云われるコーネル大学を卒業したのに
また方針転換して現在は別の大学院に入った。
頼りになるかどうかわからないが、
それでも誰かの意見を聞きたかった。
手術できると言われたらどうしようと迷ったからだ。

まだ診断がつく前から先の心配をして
チャートみたいに今後あるべき手順を想定するのが老人の癖だった。
そしてまた過去を振り向いて来し方を振り返り、行く末を測るのは
人生も早い時期からそうすればよかったと
反省も含めて考えている老人の処世術だった。

癌を頭に描いてから以前を振り返ると、
どんどんチャートとテスの余生は勝手に先へ進み、
保健所までたどり着いてしまった。

老人は脳裏に暗雲が広がるのを感じた。
9歳の誕生日を無事に越したが
テスを囲む状況はかなり緊迫してきた。
体重は減っていないとか、散歩の時は元気だとか
ポジティブな材料を公募したいと、
老人は半分本気で考えていた。
posted by てす at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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