2013年05月22日

前頭葉

002.JPG

一晩明けても、首の痛みはほとんどなく、
額も触らなければ意識しない程だったので
被害は最小で、運が良かったと言えた。
落ちる時は情景が一瞬見えただけで
反応する時間的余裕はなかったのだろう。

一番先に確認したのは眼鏡の被害だった。
足を下ろしておけばもっと被害は少なかったろう。
今までも何回か落ちたが
ほとんどすべて終着地に着くまでに覚醒している。

一瞬、やっちゃったと思う瞬間がある。
でもその時は既に制御不能、critical pointを越えているのだ。
ただ、最後の瞬間は時間が遅くなったかと思うほど
ゆっくり情景の変化が記憶に残っている。

視神経を通って脳に情報が届いた直後で
運動神経への命令がまだ発令できてない時なのだろう。
老人はやっと前頭葉の動きが活発になり
如何に運が良かったのかを知る。

頭が落ちて机と激突して
外から前頭葉を直接刺激しなければ、
事態を飲み込めなくて被害はもっと拡大するのだろう。

折角座り机があっても、コードや何か弱電の配線が多すぎて
移動するのも頭を一ひねりしないとうまく配置できないだろう。
かくして老人は危険を顧みず、元の机で仕事をするのだ。
南海の漁師たちが危険を冒して
接続水域や他国の領海で漁をする気持ちが少し分かるような
等と訳のわからな話を持ち出して納得する。

やっぱり脳が揺すられて傷んでいると老人は思った。
posted by てす at 23:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

転落の人生

001.JPG

老人はデスクに向かってパソコンを弄っていた、筈だった。
それが、左半身になって頭から落ちていく時に意識が戻った。
意識が戻ったといより目が覚めたと言うべきであろう。
脇にあった指に湿気をつけるスポンジセットが
バラバラになって音を立てて落ちた。
今朝入れたばかりだった水も散乱した。
気が付いた時には机が目の前に迫っていた。
胡坐をかいた下半身はそのまま動けなかった。
眼鏡をかけていたが、自分では避けたと思った。
だが、偶然運が良かっただけだった。
額が机をかすめるのかなと一瞬思う間もなく
額が机の端にあたった。
眼鏡がほんの少し歪む感じがあったが、無事だった。
もう少し左に落ちれば頭から床へ転落するところだった。
運がよく一番被害の少ない額で上半身を支えた形だ。
無論、かなり高い音を立てて打った頭は痛んだし首も違和感があった。
しかし、額を机の角で痛めることもなく、額で受け身をした感じだ。
明日になれば被害の程度はもっとわかるだろう。
夜の11時過ぎ、老人が居眠りしたのは20〜30分程だろうか。
このために床に胡坐をかいて向かうよう
低い机を恵比須に選んでもらって使っていた。
だがそこは慣れない新しいパソコンがあって
まだ主な作業は古いパソコンを事務机の上で使っていた。
足を下ろして使っていれば居眠りしても
重みが違うから額を打っても首までいたくはならないだろう。
だが、老人は足が冷えると
くしゃみが出て止まらないという体の事情があった。
数日前まで足温器をおいていたが
さすがに5月を半ばも過ぎて使用するのは
どうかと思い片づけたところだった。
危ないのは承知で足が冷えると気が付いたら胡坐座を取っていた。
posted by てす at 08:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。