2012年11月23日

保護者の責任

IMG_1483.JPG
鼻の周りのアロペシア

サマーズ先生にテスを日光に曝すのは控えた方がいいと
言われたことを錦の御旗にして
その後日光皮膚炎ではなさそうな話になっても、
都合のいいとこ取りで、テスと老人の散歩はかなり減ってしまった。
最初はそれでもかなり抵抗したが、
雨の中出かけたりするのはさすがにこたえるみたいで
新聞取りに降りる以外はあまり要求しなくなってきた。

下からエレベーターを呼んで待つ間
老人はヒンズースクワットをするのが癖になっていた。
普通のポメの2倍の体重のテスを抱いてのスクワットは
かなり腕にこたえるが、
特別に遅いわけではないエレベーターが来るまでに
さほど時間がかかるわけではないので
運動不足の補いの言い訳にもならない程のものだった。

エレベーターは何度乗っても緊張するらしく
老人の左腕にいつも体の震えが伝わって来た。
そこで途中の階で乗り込む人がいると
それはテスの緊張が頂点に達するときだった。
しかも初対面でも“可愛い!”と言われても
声が反転して狂犬みたいな声を出さずにいられなくなるのに
そう時間は要らなかった。

途中でエレベーターを降りる人の
背中に吠えたてる声と反比例に老人の肩身は狭くなった。
そのうちに“あの犬は・・”という目で見られるのは必定だった。

肩身を狭くするだけではすまされないと
人一倍礼節を重んじ、人に迷惑を掛けることを嫌う老人は
途中同乗者が乗り込んできたときは
エレベーターを出て階段を降りるようになった。
posted by てす at 04:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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