2012年08月04日

d出会い

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日課の朝散歩は雨の日の夜に回した1日以外は欠かさず続いている。
ということで1日と欠かした日はないことになる。
老人としては我ながらびっくりということだが、
テスはそんなことで満足していない。
夜も時間があるならと、しきりに催促の眼で老人を見上げるから大変だ。

今日はどんな出会いがあるかと思いながら歩くのも楽しみの一つだ。
と思いながら歩いていると、
向うから来たのは初老のおじさんに曳かれた
白っぽいグレイのやや大きめの中型犬だった。
おじさんは合わせようとしているのでテスを近づけたが
テスは大きさに気後れしたか、少し腰を引いている。
メスの6歳ということで年下の御嬢さんだ。
だが、彼女に一括されるとテスの腰はさらに引けてしまった。
おじさんに曳かれて離れ際に距離を確かめたか
ようやくテスが唸る素振りを見せたが、勝負は既についていた。
posted by てす at 02:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こんな朝はどうなる?

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夕食を済ませて多分1時間もしないうちに、
急に睡魔が頭にかかったと思ったら、
気が付いたのは2時過ぎだった。
横になって寝ていた。

テレビは目を閉じたら自然に切れるとか
そんな気の利いたものではなかったので
他国のサッカーの試合を映していた。
確か見ていたのは野球だったはずと、
自分にあきれながらスイッチを切った。

面倒な職場での軋轢を思い出しながら、
今日の予定を考えていた。
明けて今日は休日の初日だったが、
老人には引っ越してからの書き換えなど、
役所などの手続きがまだ多数残っていた。

住民票の変更届けを遅らしたため、
さらに複雑になった手続きは、
持続時間が短くなった老人の頭は
冷蔵庫にあったチョコのかけらの程度の充電では
ウルトラマンにも負けるほどの時間しか持たないので、
作業は時々中断した。

そのうえ仕事場でパソコンのディスプレイと
単行本の活字を交互に見続けて
老人の眼鏡はつい最近度を替えて貰ったばかりなのに
見づらくなって、作業はかどらなかった。

でも足元にいる白い奴は5時ごろになったら
絶対自分の権利を強く主張してくることは目に見えていた。
早朝の散歩は老人の禿げ上がったい額を程よく日焼けさせ
痩せてひ弱そうになった老人を多少は逞しく見せる効果はあった。

それに加え朝は人の警戒心を解かせるらしく
犬を持った人も持たない人も気軽に挨拶するのは
人嫌いで人見知りをする老人には
罪のない会話を交わすのは嫌ではなかった。

多少業腹なのは散歩に行くか行かないかの
生殺与奪の権利がテスにあることだった。
号令がかかる時刻が近くなって、
二度寝を諦めた老人はのろのろと準備を始めた。
posted by てす at 01:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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