2012年08月29日

ある秋の日

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老人は久しぶりに町で飲んだ昨日の酒が残っていてまだほろ酔い気分だった。
昨日は、飲み友のAさんに誘われていつもの小さい割烹で落ち合った。
そこは歓楽街からは少し外れた所にあったが、
生臭い魚を出して平気な、
よくあるいわゆる魚屋が成り上がった(成り下がった?)ような
割烹と違って板前のしての修行を積んだ人だった。
無口な板前タイプではないが、
その優しい顔とギャップのある料理は
肩肘を張らないが良質だった。

酒好きの老人には質のいい小料理屋という感じの店で
隠れ家的に使っている店だった。

Aさんはいつものように少し遅れ、店にはまだ他に客は来ていなかったので
手持無沙汰の老人はビールを飲みながら亭主と話を始めた。
間もなく外から太鼓の音が聞こえてきた。

「祭りなんですよ、うちのお母さんが世話しているんです。」
そういえば、いつも厨房で手伝っている奥さんがいなくて、
今日は奥さんと交代で来ているK子ちゃんと呼ばれる中年のおばちゃんが働いていた。
K子ちゃんはいつも自転車で来て裏口の側に倒しておくのが習慣だった。
老人が店に入るのもほとんど裏口と決まっていた。
表口は大通りに面しており、しかも交差点の近くなので
信号待ちの車から目立つ表口は帰る時にだけ利用するのを習慣にしていた。

トントントントロトンと続く太鼓の行進を亭主は嬉しそうに客に紹介しながら、
奥さんのことが気になる風にそわそわしていた。
この夫婦の子供はもう大きい筈だが、なぜだか奥さんが手伝っているらしかった。
間もなく来たAさんはいつものように出てくる料理に
持参のデジカメのアングルにこだわりながら撮っていた
ブログに乗せるためにいつも持ち歩いているハンディタイプのカメラは
何が入っているのか大きいバッグに収納されていた。
撮影はお腹がすいている時はつい一口食べた後になった。
posted by てす at 08:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月24日

その後

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臭いはなくなり、まだお尻は痒がるが、
脱毛の嵐はさすがにその勢いを無くしたようだ。
皮膚に何か所か円形の脱毛の跡が見られた。
皮膚に艶はないが、これも仕方ないだろう。

テスも状況はわかっているのか、朝の散歩は要求しない。
だが、夕食前後に時々飛びついてくるのは
散歩を要求しているようにも見える。
もしかしたらテスは原因がわかっているのではないか。
等と考える老人は
自分のテスへの親馬鹿ぶりに苦笑いをこらえ切れなかった。
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2012年08月22日

犬生最大のピンチ 犬生最大のピンチ?

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中野が帰ってきても元気は一時的なもの、すぐに休んでしまう。
皮膚の炎症も口角と華のそばにをかさぶたを作るほどの皮膚炎。
散歩で何かビールスに感染したんじゃないかと名医もどきに言っていたが、
ちょっとかじった老人の医学知識ではビールスとは思われない。

散歩に原因があるかもしれないとは老人もひそかに感じていたが
散歩に雑菌を拾って感染し菌のアレルギーで全身の皮膚炎となり、
炎症の熱で食欲不振をきたしているのだろう。
というのが最近ネットで知識を蓄えている老人の見立てであった。

とすれば、それは何だろう。老人は人間の医学は一寸かじったが、
獣医学はかじっていないので皆目見当が付かない。
したがって犬のことは知らないと突き放してもいいのだが、
これは大事な大事なテスのことであるからそんなわけにはいかない。
それより、娘たちに家を放り出されかねない。
早くサマーズ先生の知恵が病気に勝つことを願う。

老人はそれまでとても仕事が手につかないだろうと思われた。
老人なら、抗アレルギー剤に抗生物質をまず処方するだろう。
それと抗生物質入りステロイド軟膏。そして消化酵素剤。
後で聞いたら、ほぼ老人の描いた通りの処方だった。

誰も認めてくれないが、老人のちょっとかじりもなかなかの物、
とちょっと自信を回復した老人はそっとほくそ笑んだ。
posted by てす at 08:14| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月19日

セキュリティカード ―後の章―

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いつ来るかわからない救助を待つ気持ちは
中州に取り残された釣り人の気分で、空腹を意識する。
しかも何らかのいいわけをして頼まねばならないのだからと
手順を頭で反芻しながら待っていたら、
意外と早くエンジェルは来てくれた。

階段側の扉があいた。
エンジェルではなく髭の濃い眼鏡をかけたおじさんだった。
老人が言い訳を言いそびれるうちに
その男性は急いでいるようでそそくさとドアを開けてきたが、
半分ほど開いたそのドアが閉まらないうちにと
老人はあわてて狭い空間に滑り込んだ。
助かったと思ったが、それはまだ困難の始まりに過ぎなかった。



それは以前に増してきつい階段だった。
10数段7kgの包んでない荷物をもって登るのは、
減量中のボクサーも差はあるまじと思うきつさで
カテーテル治療を予定されている老人の兄がこんな目に会えば
このまま心筋梗塞で頓死もあり得べしとも思われたほどであった。

そんな中、玄関に下ろされたテスは
で、それがなにか?という風情で
軽やかにリビングへ消えて行った。
胸がバクつている老人を振り向きもせず・・。  ―暗転―

posted by てす at 15:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月17日

セキュリティカード ー前の章ー

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いつものように朝刊取りにテスを左手に抱いて
エレヴェーターに乗った。
スイッチを押して一階へ向かった。
朝の6時前、この時間帯に会う人は、
限られている・てすは同乗者がいると
興奮して裏声で吠えるので、
一階に来るまで人と会わなくて安堵したと思うまもなく
老人はあわてだした。

セキュリティのまさにキィーとなる認証カードを忘れていた。
一階のドアが開いたとき、老人の頭はめまぐるしく回転した。
このままエレヴェーターの中にいるべきか否か。
しかし突然のことでしかも目覚めたての柔軟でない脳は
与えられた時間も短く判断ができない。
とっさに階段から行けばいいと考えエレヴェーターを降りた。
そして階段側のドアを開けようとした。
だが、これが開かない。

階段へは認証カードなしでは出られないことに気が付いた。
だったら誰かが通りかかるまでそこで待つしかない。
こんなことなら2階で降りて階段へ出ればよかったかも等と
いろいろ反省したが、後の祭りだ。

一階のフロアに出たからには、とりあえず誰かが来ないと
エレヴェーターにしろ、階段を上がるにしろ、老人は戻れない。
家の鍵は同じカードを使用するが、
当然今日はカードを携帯しなかったので、
そこまでいけば家に入ることができる。
そこまで到達すれば、カードなしで入ることができる。
だが結局は誰かのカードが必要だ。

敷地内にペットをじかに下ろしてはいけない。
そういうルールなので仕方がない。
テスを抱いて壁に持たれていたが、
だんだん重力に負けて床に座り込む寸前になる。
色々考えを巡らしたが、結局カードがないと駄目だ。

老人がそれほど泡を食わないのは、
以前カードが風に飛ばされた時
同じ経験をしているからかもしれない。

posted by てす at 23:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月15日

回復

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テスの食欲は2^3日でかなり回復した。
しかし、皮膚炎の方は、改善しているように見えなくて、
昨年まで手に負えなかった脱毛が激しくなり、
臭いも感じるようになったので
洗わざるを得なくなった。
中野は東京の自分の巣へ帰ったので、
うるさく言うものはいなかったが、
老人も臭いに敏感なので、”自主的に“洗うことにしたのだ。
しかし1週間後先生の所へ連れて行く日には
新鮮な皮膚炎は目立たず、何となく改善していると感じられた。

先生も、改善を確認し、自分の診断の正しさに満足して
説明する言葉にも力があった。
「ともかく自己免疫疾患ですからすぐに治るのは無理です」
と言いながら長期化する今の治療方針の正当性を強調していた。

老人も反対するどころか、アレルギー原因説に加えて、
一般の人なら聞きなれない自己免疫の不調説に同感だったので
がっかりしつつも長期戦になることを覚悟した。

日頃からネットに本に医学をかじっている老人だからこそ、
この先生の慧眼を支持するのに全く躊躇することはなかった。

その後まもなくして食欲も戻り、脱毛が目立たなくなってきて
老人は安堵の胸をなでおろした。

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2012年08月13日

朝の時間

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テスとの朝の散歩はなくなったが、
やはりテスの体力は食欲の低下に合わせて落ちていたらしい。
早朝から散歩の催促をされなくなって、
老人の睡眠不足も回復できそうだった。

しかし、朝の散歩での異文化コミュニケーションに
新鮮味を感じていたのは
テスよりも老人の方だったかもしれない。

ただ、仕事場でうたた寝しないと我慢できなかったのが
これで解消されるかもしれないと、
バッグの中にいつもより一冊本を余計に入れた。

いつも暇な時は本を読むか、ネットサーフィンをするのが常だった。
お蔭で視力もかなり悪くなったように感じたが、
それでも、することがない時はそうするしかなかったのだ。

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2012年08月12日

長期戦

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テスはサマーズ先生の御高診のお蔭もあり
老人とタイミングよく来てくれた中野の介護のお蔭で
食欲も少しづつ回復していた。
ただ、皮膚炎と脱毛は回復の兆しは確認できないままであった。

「今までの皮膚炎とは違うので、ちょっと時間はかかりますが」
といってまなじりを決して奥へ消えて行った先生の後ろ姿は
大竹君のにやけた顔とは大違いで男のロマンを感じさせるものだった。

老人はなぜレントゲンを撮ったのですか?などと
近頃多いモンスターペアレントみたいなことは言わない。

ただ、人生の先輩面をして「うん、大したものだ」と
その目線の広げ方にエールを送っていた。
そして、その間我慢できなくなったテスは医院の近くを散歩して
少量の検便用の材料を提供してくれたが、あいにくそれは役に立たなかった。
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2012年08月06日

親の教育?遺伝?

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老人は中野に寝室で寝るように言われた記憶はあった。
久しぶりに魚の新鮮な片町の割烹で満足を得た後
行きつけのカクテルバーでマスターとの昔話で飲み過ぎたのか
家へ帰ってテレビをつけたのは何となく覚えていたが、
そのあとは白河夜船で、中野に何か言われたのも覚えていたが、
気が付いたら自分のベッドにいた。

そして、なぜかリビングに戻るうちにしっかり覚醒した。
どうも、酔って寝てソファーでテレビを見たまま座位で固まっていたらしい。
中野はこんな風に固まったみたいになっていたと
しぐさを真似て憎まれ口を叩いていたが
それは老人にも自覚はあった。
以前にも朝までソファーにいたことを経験していたからだ。
正確に言うと、ベッドルームに帰らないで
白河夜船のまま朝を迎えたことが何度かあったのだ。

自分では「あれっ?」で済ましていたが
意地の悪い中野に言わせると「死んで固まったみたいに」ということになるらしい。
せめて「生き仏に」位に言えないものかと憤慨したが、
テスと同じで親の恩を感じない家系らしい。
あまり言うと天に向かって唾することになるので言わないが、
子供たち3人とも教育の仕方は変わらなかったらしい。

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2012年08月05日

名医

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仕事を終わって、中野と自宅の下で待ち合わせた二人は
急いでサマーズ先生の所へ向かった。
老人が6時に仕事を終わって中野とテスを迎えに行き
先生の診療所に向かって急いだが、着いたのは6時半を過ぎていた。
診療時間は7時までだ。
飲食店ならラストオーダーの時間が終わるころで

あまり歓迎される時間ではないがそれは仕方なかった。
遅くにすみませんと詫びながらも受け付けの前に立ちはだかり
先生の奥さんらしい人に無言の圧力をかけた。
テスはそんな老人の必死の努力を知ってか知らずか、
そのあとに来た太い足を露出した女性に攻撃的な声を上げていた。

診察は多岐にわたった。
血液検査、レントゲン検査、顕微鏡検査。
老人は今日は出費になるなと思ったが、でもやはりテスに回復して欲しかった。
健康な時はうるさくて疎ましいと思うこともあるテスも、
病んでは弱い助け合うべき同志だった。

そして、診断は老人が懸念していた通り、
散歩が絡んでいるのではないかということだった。
老人は昔かじった知識を必死に組み立てて血液検査などを見て判断した。
しかし、老人はそこでサマーズ先生の慧眼に気づかされたのだった。

自己免疫疾患も含めて紫外線の強い朝の散歩が関係あるのではないかということだった。これには老人もこれはなるほどと思った。
何となく散歩に原因があるのではないかと考えていた老人も
紫外線にまで思いが至っていなかった。

言われてみてなるほど、あるらしい推理だと思った。
膠原病に紫外線が悪く働くのは常識的な知識だった。
だが、先生が腰を据えて顕微鏡検査、血液検査、レントゲン検査と
検査を重ねたことに先生の本気の原因探しが感じられた。

これは、老人の必死さが先生に伝わったのかも知れなかった。
その子の家族の必死さを見てこれは逃げられないと
褌を締めなおして調べ、その結論を導き出したのだろう。

この結果は老人にも十分納得のいく結論だったし、
テスの病気と四つに組んだ先生の気概に
尊敬の念を抱かずにはおられなかった。
「これは名先生やわ」と老人は中野に向かってつぶやき、車を家路に向かわせた。
すぐに結果の出る治療ではないことは病気の重さを示していたが、
老人はテスと一緒に戦う覚悟をしていた。

ただテスが一緒に戦ってくれるかは全くわからなかった。
そして,密かに散歩から解放されると内心ほくそ笑んだ。
しかし、そこで中野は老人の心を見透かしたように
「夜にしなきゃならんな」と冷たく言い放った。
風呂に入れてないことも中野に非難されていた。

「臭くなければ入れる必要はないし、入れない方がいいです」とご託宣が下り、
老人の立場はかろうじて保たれたが、
この後ロスや恵比寿からどんな叱責が来るのかと思うと
テスの治療指針が出た後も老人の心はまだすっきり晴れることはなかった。
posted by てす at 00:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月04日

d出会い

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日課の朝散歩は雨の日の夜に回した1日以外は欠かさず続いている。
ということで1日と欠かした日はないことになる。
老人としては我ながらびっくりということだが、
テスはそんなことで満足していない。
夜も時間があるならと、しきりに催促の眼で老人を見上げるから大変だ。

今日はどんな出会いがあるかと思いながら歩くのも楽しみの一つだ。
と思いながら歩いていると、
向うから来たのは初老のおじさんに曳かれた
白っぽいグレイのやや大きめの中型犬だった。
おじさんは合わせようとしているのでテスを近づけたが
テスは大きさに気後れしたか、少し腰を引いている。
メスの6歳ということで年下の御嬢さんだ。
だが、彼女に一括されるとテスの腰はさらに引けてしまった。
おじさんに曳かれて離れ際に距離を確かめたか
ようやくテスが唸る素振りを見せたが、勝負は既についていた。
posted by てす at 02:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こんな朝はどうなる?

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夕食を済ませて多分1時間もしないうちに、
急に睡魔が頭にかかったと思ったら、
気が付いたのは2時過ぎだった。
横になって寝ていた。

テレビは目を閉じたら自然に切れるとか
そんな気の利いたものではなかったので
他国のサッカーの試合を映していた。
確か見ていたのは野球だったはずと、
自分にあきれながらスイッチを切った。

面倒な職場での軋轢を思い出しながら、
今日の予定を考えていた。
明けて今日は休日の初日だったが、
老人には引っ越してからの書き換えなど、
役所などの手続きがまだ多数残っていた。

住民票の変更届けを遅らしたため、
さらに複雑になった手続きは、
持続時間が短くなった老人の頭は
冷蔵庫にあったチョコのかけらの程度の充電では
ウルトラマンにも負けるほどの時間しか持たないので、
作業は時々中断した。

そのうえ仕事場でパソコンのディスプレイと
単行本の活字を交互に見続けて
老人の眼鏡はつい最近度を替えて貰ったばかりなのに
見づらくなって、作業はかどらなかった。

でも足元にいる白い奴は5時ごろになったら
絶対自分の権利を強く主張してくることは目に見えていた。
早朝の散歩は老人の禿げ上がったい額を程よく日焼けさせ
痩せてひ弱そうになった老人を多少は逞しく見せる効果はあった。

それに加え朝は人の警戒心を解かせるらしく
犬を持った人も持たない人も気軽に挨拶するのは
人嫌いで人見知りをする老人には
罪のない会話を交わすのは嫌ではなかった。

多少業腹なのは散歩に行くか行かないかの
生殺与奪の権利がテスにあることだった。
号令がかかる時刻が近くなって、
二度寝を諦めた老人はのろのろと準備を始めた。
posted by てす at 01:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月03日

風雲急を告げる

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このところテスは食欲不振で朝の散歩も
体の調子が悪くても出かける日課になってしまったが
まだまだ新しい出会いがあった。

今日はチワワとトイプードル2匹を連れた小父さん。
どちらも小さくてかわいくて、
多分足してもテスの重さにはかなわないだろうという
後で悲しき重さかな、という差であった。

帰りのエレベーターの中では
朝帰りの御嬢さん二人と同乗し、
可愛い可愛いと連発され顎をいじられて、
吠える気持ちは失せていたみたいだった。
昔から子供と女性には甘いやつだから、

と思っていたがその後テスは疲れていたのだとわかった。
昨日は冷たいクリスタルガイザーから始め
うまそうに飲んだので牛乳を与えたらそれもおいしそうに飲んだ。
水分さえとっていてくれたらと思って安心していたのだが、
確かにその時もいつもの餌は少ししか食べてなかった。
今朝はどうかと思ったが、
牛乳に固形ドッグフードにも口をつけない。
口の周りの皮膚炎はかさぶたになっており、
急に床にテスの毛が多くなったような気がする。
この一か月近く皮膚炎が出始めたなと
思い当たる原因を考えていたところだった。

老人はサマーズ先生に診て貰わなくちゃと考えたが
時間がどうしても取れない。
幸い中野が今日来てくれることになっていたので、
それまで経過を見ることにしていた。

老人を一番驚かせたのは昨日帰ってきたら
テスが定位置にいないし、読んでも来ないので探し回ったら、
なんと、今まで入ったことのない老人のベッドの下にいたのだ。

これは子供の頃、家の初代のテスが13歳でジステンバーに罹り、
友人の家の床下で発見され、翌日うちの居間で寝かしたが、
翌日玄関の下でなくなっていたことを思い出させ、
おもわずぞっとしたのだ。

昨日はサマーズ先生の休診日だ。
どうしようと思っている時に牛乳を飲んだので
その日は様子を見たのだった。

而してその顛末は・・。

posted by てす at 01:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬のビッコと食欲不振

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7月末テスがビッコを引いていた。右前脚の親指側の皮が赤くなっていた。
それ以来食欲がない。朝の散歩は足をかばうこともなく行ったがその後食べない。
ブロッコリーとヨーグルトだけ。最近皮膚炎も再発している。
なんとか中野の来る2日の晩まで持てばいいが、
老人はそれまでは時間が取れない。

posted by てす at 01:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月01日

昼夜逆転

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老人は最近昼夜が逆転している。
今日もソファーで居眠りしたまま3時半過ぎまで寝込んでしまった。
今からベッドで寝るのも業腹だからと机に向かった。

懸案のというか、本人に切迫感がないから
引っ越し後の通信物や届の移動処理などがなかなか完了しない。
未処理のままの書類をかなりかたずけると
もう朝の光がベランダの出口のドアのガラスから入り込んでいた。
テスは少し前から老人の傍へ寄って来ては
鼻を鳴らして存在感をアピールし、
食事ないしは散歩を実行するように手ぐすね引いて持っている。

目を合わせたらそれが合図で
吠えだすことは判っているから
無視してだんだん荒くなる鼻息と温度上昇中の視線を
感じながら気が付いたら6時近くなっていた。
そこでようやく観念してテスと顔を合わせた。

明日は月曜日、また仕事が始まる。
これから時差を回復しなくてはいけない。
平日早朝散歩も続けないとテスが治まらない。
老人は今更ながらテスに与えた権利の大きさに気が付いた。

posted by てす at 21:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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