2014年08月31日

前号までのあらすじ?

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長らく休んでいたブログを、
6月6日に10歳の誕生日を迎えるテスを祝って
再開することにした。
ところがこの頃から彼の持病の皮膚炎が悪化し、
毎日脱毛が目立つようになると
ブログに気を遣う余裕がなくなってきた。

テスがイライラするように腹を後足で
掻くたびにその足は強く床を打った。
速いテンポのその音は
夜間などは階下の住人にも気を遣うくらいだ。

気候が温暖になり、老人に散歩の気分が戻ってきた。
冬場、運動不足に不満を募らせていたテスは
無論喜んだろうことは想像に難くない。

しかし「好事、魔多し」、
皮脂が臭う様になってきて、
早朝散歩の常連に気遣いをして
老人はまた消極的になった。

運動不足に焦っていたのは
テスだけでなく老人も同じだが
天候に合わせて出る散歩は
新たな二人の、いや一人と一匹の
係争のタネとなった。

老人には出否の決定権があり、
而(しこう)してテスには例の自前の爆弾の場所を選ぶ自由がある。
両者の関係が剣呑に鳴りはじめた頃、
それを見計らったように来る娘たちが
漁夫の利を得るのは必然だ。
何の利かはおいおいわかるだろう。

ともかく、ごきげんよう。

こんな勝手なブログでも
再開を好感を持って迎えてくれる人もいると聞き及んでは、
還暦より1ランク上がった年の老人でも
発奮しないわけにはいかない。
と本人が申しておりましたが、
最近はお腦の方がかなり痛んできているらしくて
本人の思いがままならないこともあろうかと思います。
質問、抗議は一切受け付けませんので
宜しくご理解ください。2014/08/31
posted by てす at 06:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月27日

久し振り

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約一か月ぶりに書こうかなという気になって、
もう誰もアクセスしてないだろうな、
当然だよなと自嘲気味に解析を見たら、
何とまだ数人の“コア”な閲覧者が残っていた。

何となく嬉しいような、気恥かしいような気分は、
病気で長期間休んでいた児童が、
少し回復して
復学を明日に控えた夜
カバンの中身を何回も出し入れするように
落ち着かず、少し興奮するような気分だった

最初の書き出しは、これでいいかなとか
なんとなくキーを打つ手がぎこちなく乱れた。
でも、眠れぬ夜のそこはかとなく不安な気持ちを
傍で寝ているテスの鼾や腹鳴、果ては“おなら”の音までが
変に心を癒し安らかな気分にしてくれた。

脱毛がテスの一生でも最悪の状態にもかかわらず・・である。
posted by てす at 09:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月27日

ファブリクシート

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テスの神経障害を目の当たりにして、“本当は優しい”中野は
テスに赤ちゃん語も交えてテスに話しかけていた。
その中野の提案でファブリクシートをネットで購入することになった。
40cm平方のシートを買うのに老人が迷わず50枚と数字を挙げると
中野は余程大人買いだと持ったらしかった。
だが到着したシートを敷いてみると
老人の予想通りもう50枚あっても無駄にはならないと思われるほどだった。

中野が東京に戻った次の日、その敷物は着いたのだが
フロアに吸着面の保護シーツを剥がさずに仮に敷いてみた。
テスは興味深げであったが、時々首をかしげて”ナンダロナ?”の表情をしていた。
時々何かを訴えるような低い声を発していたが、
早くすべてを敷いて見たくて無視して続けた。
廊下部分は大概終わってリビングにまだらに残りを置いて終了した。
予想通り、もう一度同量の購入が必要だと思われた。
テスがジャンプをして老人に纏わりつくことが多い場所は廊下のほか
寝室、リビングダ、イニングにもっと必要だと思われた。

色々考えながら玄関に向かった時、老人はあっということになる。
玄関から一番近い部屋にはテスのトイレがあるのだが、
そこには向かわず廊下にばら蒔いたのだ。
数か所にばら蒔くように、しかも最後は下痢に近い柔らかさだったからたまらない。
確かにテスは信号を出していた。無視され、仕返しをし、しかもその後の犯行声明まで。

老人の献身的なお世話にもかかわらず、一回の無視でこれくらい返すとは。
やるせない気持ちの一方でテスの不満もわかるので、
叱ることもせずに汚れた5^6枚のボード(シート?)を片づける。
テスは、少し離れた所で尻尾を振りながら老人の反応を見ていた。
完全に自分にl興味を引くための行為だから、
完全無視しないとまたやられるので、黙って片づける。
叱ったり首筋を押さえても、それは彼の勝利だ。
いったい、このシーツは誰の為に敷くのだ!
と息巻いてみたところで、それはテスの勝利だ。
posted by てす at 00:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月25日

苦難の道は続く

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テスの歩行の障害は本物で、
サマーズ先生の所へ行って診察を受ける前に
一応念のためと体重を測ったら、なんとあろうことか8.1kgもあった。
老人も少し感じていたが7kgを一寸超えたぐらいであろうと高を括(くく)っていた。
老人は焦ったが、今更減量して誤魔化すこともままならず、
正直を先生の前に晒すしかなかった。

先生は2年前に同じようなことがあったことを話すと、
さりげなくカルテのページを戻していたが、
カルテは2年戻しても2~3ぺーじか戻らない書き込み様だった。
ただ、診察は急所をとらえ、的を得ていた。

「太っているな」と一瞥しただけで呟いて、
テスの前後の膝下の足を机のヘリに当てて足の送り具合を調べた。
すると左の上下肢が右に比べて
送って台の上に乗せることができない。
見事に左の上下肢の神経麻痺の症状を捉えていた。
「レントゲンを撮ります」と言ってテスを連れて奥へ消えた背中は
颯爽としているわけではないが、頼もしく見えた。

老人も例の昔かじった医学の知識で
これは変形性脊椎症による神経麻痺で
上肢も下肢もやられていることから
頸椎の変形による神経根の圧迫が原因であると判断した。

先生が2枚のフィルムをもって帰ってきた。
2年前には頸椎の辺りの骨のずれが見られたと記憶していたが
今回は首と腰の骨に骨の変形が見られた。
老人は先生の話を聞かずに写真を見つめ頭に詰め込んでいた。
頸椎は3つ目あたりから数個、
腰骨は1-2番又はもう少し上の骨まで変形が見られた。

サマーズ先生は肥満の是正と散歩の禁止を指示した。
散歩ですぐに座って歩こうとしなかったのは
神経が触ったからでズルをしたのではなかった。
ソファーには中間に段差をつけて
半分の高さで登れるようにしてあったがテスは最近登ってこなかった。

こうして、当分は散歩ソサイアティでの交流は
当分断念さざるを得ない状況になった。
そしてさらにテスにはつらい減量が控えていた。
ドッグフードの量を半量ぐらいに減らし薬を与えた。
ある程度改善するまでには
早くとも数週間かかるかも知れないと老人は覚悟を決めた。
posted by てす at 11:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月24日

脱毛の方は

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老人が予想していた通りテスの皮膚炎は
例年夏から秋にかけて自然治癒するのだが、
今年もピークを過ぎたらしく
薬が無くなった後放置しておいたが
それでもピークは過ぎたように脱毛が減ってきた。
その気になればすぐにわかるほど
腹部から太ももにかけた脱毛は
もう時期的要素が強いものとして扱っていた。

老人が一番恐れていたのは
朝晩の犬の散歩仲間というコミュ二ティで
感染するとかという風評が立つと、
もうそのコミュニティでは警戒され、
距離を置かれることになることだ。

だから、テスを構ってくれる人がテスに近づくと
老人はひやひやものだったのだ。
無論、感染はないだろうと踏んでいたのだが。
やっぱり、可愛い自分の犬を近づけないというのが
さりげない動作の中の行動の原則になるだろう。

ポメとしては規格外の大きさのテスの
寄って立つ所は可愛いと皆が寄って来る
その可愛い顔と優しい性格にあるのだが、
近づいて皮膚炎に気づかれたら
いくらやさしい顔でも評価は下がるだろう。

だが、数年振り返ってみると、
皮膚炎は大抵夏の終わりころには
比較的急速に収束に向かっていることが多い。
このことは去年あたりから気づいていたのだが、
根拠となるデータがとれていないので
サマーズ先生にもまだ報告はしていないかも知れない。
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2013年08月21日

またしても、脊髄症

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それは 2週間ほど前から兆はあった。
散歩の途中でへたり込んで梃子でも動かない日が続いていた。
先日も仕事から帰って夕方の散歩に出かけた。
いつものコースを行ったのだが、彼が計算したように
戻っても進んでも同じぐらいの最長の距離でストライキを始めた。
仕方ないと抱いて歩き始めたが、
散歩サイアティというか、あるいは散歩同好会というべきか、
顔見知りだがそんなに気楽に話すほどでない
“仲間”が怪訝な顔をして通り過ぎて行った。
帰ったころには普通なら夕涼みみたいなさわやかな散歩の筈が、
7sの物体の所為で、筋トレのあとみたいに汗びっしょりになっていた。

だが、また別の日に帰宅した時に、
玄関で待っていたテスに優しい言葉をかけた時
老人は次の瞬間には慌てていた。
テスが立とうとして滑った後座りこんでしまったのだ。
しかも起こそうとした時、体の下に小さい水溜りがあったのだ。
それが尿失禁で重大な意味を持つということは、
昔多少医学をかじった老人にはすぐに判断できた。

これは、これからの障々介護を予感した老人には
目の前が暗くなるような出来事だった。
老人も体のバランスが崩れるという障害があった。
そんな老人が脊損のテスを介護してゆくことには
暗然たる未来が待っているということを意味していた。

そうして、リハビリの手始めとテスの病状の判定を兼ねて
出かけたのが冒頭のテスト散歩だった。
しかしそのテストではゆっくり歩いたのもあってか
テスの歩行には、途中でのストライキ以外には異常は見られなかった。
以前に後ろ足を二輪車で免荷して歩いている映像を見たことがあった。
散歩中に子連れ狼の大五郎みたいに手押し車に乗っているコーギーも見た。
その老人は最近一人で散歩しているのも知っていた。
次々と不安を掻き立てる映像が走馬灯のように老人の頭に流れた。
中野も来ていたのでサマーズ先生にレントゲンをとって貰おうと考えていた。

posted by てす at 00:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月11日

持病の皮膚炎

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いつもこの時期になる皮膚炎が今最悪の状態で、
テスの皮膚は今まさに野焼きの火が遼遠の野に広がるように
腹から背中辺に向かっている状態であった。
といったら大袈裟だがわかり易い。
posted by てす at 00:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月09日

障々介護

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それは数日前から兆はあった。
散歩の途中でへたり込んで梃子でも動かない日が続いていた。
先日も仕事から帰って夕方の散歩に出かけた。
いつものコースを行ったのだが、彼が計算したように
戻っても進んでも同じぐらいの最長の距離でストライキを始めた。
仕方ないと抱いて歩き始めたが、
散歩サイアティというか、あるいは散歩同好会というべきか、
顔見知りだがそんなに気楽に話すほどでない
“仲間”が怪訝な顔をして通り過ぎて行った。
帰ったころには普通なら夕涼みみたいなさわやかな散歩の筈が、
7sの物体の所為で、筋トレのあとみたいに汗びっしょりになっていた。

だが、また別の日に帰宅した時に、
玄関で待っていたテスに優しい言葉をかけた時のこと、
老人は次の瞬間には慌てていた。
テスが立とうとして滑った後座りこんでしまったのだ。
しかも起こそうとした時、体の下に小さい水溜りがあったのだ。
それが尿失禁で重大な意味を持つということは、
昔多少医学をかじった老人にはすぐに判断できた。

これは、これからの障々介護を予感した老人には
目の前が暗くなるような出来事だった。
老人も体のバランスが崩れるという障害があった。
そんな老人が脊損のテスを介護してゆくことには
暗然たる未来が待っているということを意味していた。

そうして、リハビリの手始めとテスの病状の判定を兼ねて
出かけたのが冒頭のテスト散歩だった。
しかしそのテストではゆっくり歩いたのもあってか
テスの歩行には、途中でのストライキ以外には異常は見られなかった。

posted by てす at 23:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

強雨

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その日は強い雨でやむを得ず(本音はありがたいが)
早朝散歩を中止せざるをえない状況だった。
あとはテスが納得する(騙し通す)
かどうかの問題が残るだけだが、
老人には成算があった。
抱っこして新聞を取りに行くのだが、
恐怖のエレベーターを往復する間に
彼は自分の権利を忘れてしまうのが普通だったから。
posted by てす at 11:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月03日

箱の中の事件

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エレベーターに同乗した女性にびっくりさせては悪いと思った老人が
「すみません、出られる時吠えるかも知れません」と謝っておいた。

女性は「いいえ大丈夫です」と気にしないように言ってくれたが、
案の定扉が開いて女性が下りようとする後ろから、
テスはヒステリックな唸り声と哭き声を発した。
女性は予想より上回るテスの声に飛び跳ねるように降りて行った。
だがそのあとなおびっくりすることが起きた。

エレベーターの警報音が鳴ったのだ。
老人はこの音を以前聞いたことがあった。
男性と同乗した時3~4階かに来たところで
ヒステリックに吠える犬と同乗させるのは
申し訳ないと老人が気を使った。
それで先に降りて歩こうと思ってボタンを押したら警報音が鳴ったのだ。
その時はエレベーターを揺らしてしまったからだと思っていたが
今回はそんなトラブルはなく女性は自然に降りたのだが、警報音は鳴った。

テスの吠え声に反応しているとしか思えなかった。
大声にも反応するのは女性にとってもいいエレベーターであると
肩身の狭い思いをしながらも老人も少し感心した。
慌てなかったのは、一度聞いたことがあるからだ、と納得できた。
つまり、この音がどのくらい続くのかも知っていた。
だから肩身は狭くとも動揺はそれほどなかったのだ。
posted by てす at 11:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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